2026/10/29 16:55
年号別チャート“Billboard JAPAN Showa Books”の2026年10月29日公開チャート(集計期間:10月19日~10月25日)で、綾辻行人『十角館の殺人』が11週連続で首位を獲得した。
本作は総合ポイントが前週比91%に減少したものの、11週連続の首位をキープした。内訳ではSNSのポイントが全体の約6割を占め、サブスクリプションが217.8で続いた。
続く2位は前週6位から4ランクアップしたダニエル・キイス/小尾芙佐『アルジャーノンに花束を』で、総合ポイントは前週比161%に増加。前週はゼロだったサブスクリプションのポイントが新たに加算され、SNSと合わせて押し上げた。3位は前週2位だったミヒャエル・エンデ/大島かおり『モモ』で、総合ポイントは前週比93%となった。
4位には村上龍『限りなく透明に近いブルー』が初のチャートインで登場。店舗とSNSのポイントを獲得した。また、同じ村上龍の『コインロッカー・ベイビーズ』も12位に初登場している。作者の村上龍は10月17日に74歳で死去し、10月23日に公表された。
5位には、せなけいこ『おばけのてんぷら』が初のチャートインを果たした。本作は、うさこが山でおべんとうのてんぷらを見て自分でも作ってみると、においにさそわれて山のおばけがそっと来る様子を貼り絵で描いた絵本で、ポプラ社から1976年に刊行された。ポイントはすべてサブスクリプションによるもので、図書館での貸し出し人気の高さがうかがえる。
その他、7位のジェームズ・P.ホーガン/池央耿『星を継ぐもの』は前週22位から15ランクアップ。総合ポイントは前週比331%に急伸し、サブスクリプションに加えて、SNSのポイントが新たに加算された。8位の外山滋比古『思考の整理学』も前週13位から5ランクアップしている。一方、前週7位だったエーリッヒ・フロム/鈴木晶『愛するということ』は20位に、前週9位だった宇野千代『生きて行く私』は22位に、それぞれ大きく後退した。
◎Billboard JAPAN Showa Books トップ10
1位『十角館の殺人』綾辻行人
2位『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス/小尾芙佐
3位『モモ』ミヒャエル・エンデ/大島かおり
4位『限りなく透明に近いブルー』村上龍
5位『おばけのてんぷら』せなけいこ
6位『夜と霧』ヴィクトール・エミール・フランクル/池田香代子
7位『星を継ぐもの』ジェームズ・P.ホーガン/池央耿
8位『思考の整理学』外山滋比古
9位『プラハの古本屋』千野栄一
10位『そして誰もいなくなった』アガサ・クリスティ/青木久恵
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